MRに興味があるので

製薬業界のセミナーに行ってきました。

企業が開いてくれる、選考に関わらないセミナーって

すごく良心的ラブラブ


薬の勉強を一からできるのは魅力キラキラ

でも、勤務地がどこになるか全くわからないのは問題だなあ。


そういえばアンケートほったらかしにしてる製薬会社があったあせる


今日のセミナーは院生が多かったのでちょっと居心地が良かった

なんていうのは内緒。

私、てっきり浅田次郎ってミステリー作家だと思ってました。

かつて『王妃の館』を読んで気に入ってたくせに。


この前実家に戻った時に父の書斎を漁って見つけた『天国までの百マイル』

そして、なんとなく映画の番宣に乗せられて買ってはいたけど

積ん読だった『地下鉄に乗って』

立て続けに読んだ数日でした。


今日なんか、就職活動で大阪に行ってる行きの電車で読み耽っちゃって

何しに行ってるのよ、私。とか自分で自分に突っ込みを入れたくなったり(苦笑)


まずいです。

これは、、、恋に落ちた。そんな感じ。


浅田 次郎
天国までの百マイル
浅田 次郎
地下鉄(メトロ)に乗って

どうして?

どうしてこんなに優しくて、

どうしてこんなに泣けるのだろう。


家族愛、男女の愛、いろんな愛が交錯して、

と書くとどろどろ劇みたいに聞こえるかもしれないけれど

誰もが苦しみながら、でも生きようと、しっかりと歩こうともがいていて

あるいはあきらめているけれどあきらめられない、そんな感じで

誰かのことが大切で。

そういうヒューマンドラマがいい。


それから、この人の言葉が時々すごくすごくいい。


 ー(ちかてつ)、と胸の中に平仮名で書くと、

  おとぎ話のマッチのように哀しく暖かい灯火が心にともった。


とても好きになった一節。

この本の暖かさと切なさをよくあらわしてる一節かもしれない。



あーーーー、、、、

映画 観たくなっちゃった。

岡本綾はみち子にすごいぴったりだと思う。

予告動画で見た堤真一の「お父さん・・・」の台詞は映画で増えた?

・・・観たい。

すごく観に行きたい。



海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙

『チーム・バチスタの栄光』の記事 も前に書きましたが。

海堂さんの医療ミステリー第2弾。


バチスタの巻より非現実要素が強いけれど

その分ミステリー以上のものがある、かな。


この人の本は、シリーズを通して出てくるキャラクターと

彼らが繰り広げるくだらない会話がとってもとっても面白い。

シリアスな話なのに一気に読めるのはそのせい。

一人で本を読んでいて、声をあげて笑えてしまいます。


『ナイチンゲール・・・』のメインキャラクターの女性と少年、

共感はできないけど、こういう関係も美しいのかしらと思えたり。

読むなら『バチスタ』を読んでからがお勧めです。


物語が好き。

童話が好き、小説が好き、映画が好き、ドラマが好き。

漫画も好き。

虚構の世界が好き。


果たしてそれはどこまでが虚構でどこからが現実なのかな。


子どもの頃は、もっともっと

現実と夢との境目が曖昧だった気がする。

曖昧な世界を漂って生きてきた。


今は違うのかな?

どうだろう。

「~たら」「~れば」を繰り返すような

大人特有の後悔に満ちた夢。

それは夢であって夢じゃない。

願望と夢想は「夢」という言葉で語られてしまうと同じだけど

全く違う。



虚構の世界に身を投じてみる。

単純で美しい夢想。

眠りに落ちる前のひと時のような、心地よい不安体さ。



もしこの世界を人に伝えられる形で出力できる人が小説家なら

なんて選ばれた人たちなんだろう。

さだ まさし
眉山


以前このブログでも

松嶋菜々子主演の映画になるということでちょこっと触れた本。

関西で見かけなくとも、さすが舞台となる地元徳島ではすぐ発見。

2004年に出版されたときも地元では

あらゆる本屋さんで平積み大キャンペーンでしたが

そのときは「死に至る病の母と遠くに住む娘」というテーマに

なんとなくひるんでしまって手に取らなかったのだけど

関西でなかなかお目にかからないとなると

昨日、高速バスまでの待ち時間につい衝動買い。


違和感のない阿波弁がいっぱい出てくるところに

なんだかほっとした。

もっと、闘病にまつわる重たい話かと思ったけど

明るくないけど重たくはない。

リアルなのに幻想的な話。

・・・そうか、徳島の初夏からお盆までの

阿波踊りと切り離せないあの雰囲気と平行して描かれるからか。

徳島の夏の夜の風を感じる、かもしれない。



 阿波の殿様 蜂須賀さまが今に残せし阿波踊り

 笹山通れば笹ばかり 猪 豆食ってほーいほいほい

 笛や太鼓のよしこの囃子 踊り尽きせぬ阿波の夜

 踊る阿呆に見る阿呆

 同じ阿呆なら踊らにゃ損損







祖母が亡くなりました。

実家に飛んで帰って、お通夜とお葬式、

出棺を見送って下宿に帰ってきました。


お葬式に使う言葉じゃないけど

いいお式でした。

こういう終わり方ができるといいかもしれない。


平均寿命を超えての大往生だったし

ある程度予測のできた最期の時

それも長い闘病の末というのでもない。

集まった親戚の面々が「お久しぶり」と微笑み合える空間。


田舎の旧家のお葬式。

意味のわかっていない曾孫が片隅で遊んでいるのが

物悲しくもありほほえましくもある。

既におじさん世代に入った男孫たちが棺を担ぐ。

刈り入れの終わって久しい田んぼの中の道を

喪服の長い列が続くのは

なんてなんて荘厳な風景だろう。


こんな穏やかなお葬式は、ひとつの幸せの形かもしれない。

一粒の涙というのは号泣よりもあたたかいのかもしれない。



おばあちゃん

おばあちゃん


元気でね



前からちょっと気にはなってた「ホワイトカレー

だけど一人で食べてもなあ。。。

美味しいもの、珍しいものは

誰かと一緒に共有してこそだと思っている私。

というわけで、カレー好きのjasmine嬢を誘ってトライ。

何気に、下宿でカレー作るの5年目にして初めてだったり。


香り第一弾は確かにカレーの香りだったんだけど

ことこと煮込んでいると、鼻がなじんでしまうので

だんだんシチューを作っている気になってしまいました。

ルウのレシピに従うと、結構ミルク入れるんですよね。


味の方はというと。

口当たりはほんとにマイルド。

のどの奥を通るときにスパイシーさがくるけど。

カレーといわれるとカレーかなあ?、という感じだけど

これはこれで美味しいニコニコ


これベースにチーズのせて焼いてグラタンとか、

ペンネとかの食感しっかりしたパスタのソースにしてもいいかも音譜



播州のお祭りに行って来ました。

「灘のけんか祭り」というそう。

7つの地域がそれぞれ持っている屋台(おみこし?)が

各地域の色ののぼりの列をつれてお宮に入っていく。

ほんとに大きな屋台で、「エーイヤサ」の掛声にあわせて

わざと大きく揺らしたり。

それをものともせず4人の乗り手さんが太鼓を叩く。

時々、屋台がバランスを失ってはらはらしたりもしたけど

すごい迫力に呆然。

地元は秋祭りと縁がない新興住宅地だったので

新しい秋の風物詩を知った日でした。


春ドラマだったか、フジテレビで『医龍』というドラマをやっていました。

そこでメインとなっていたのが「バチスタ手術」という心臓の手術。

それと前後して父が買っていた本がコレ↓

海堂 尊
チーム・バチスタの栄光

『このミステリーがすごい!』大賞 にも選ばれていた本。

両親が読み終わったあと貸してもらったけど

夏の間中「積ん読(つんどく)」してしまってた本だけど。

読み出したらとまらなかった!

この連休、コンクールの後は実家に帰ってばたばたしてたけど

移動時間と寝る前とかの時間で一気に読んじゃいました。

主人公の田口先生のおとぼけっぷりと

手術etc.の描写の音楽的なところと

医療ミスがどうのという話がなぜミステリーなのかという本質的なところ。

引き込まれます。

最近続刊が出た模様。

絶対買って読まなくちゃ。


10月8日。

合唱コンクールの本番です。


ゼミ発表が終わってから泥のように眠ったからか

緊張からか

昨日も相当忙しかったはずなのに

日付をまたいで3時間ほどしか眠れませんでした。


今回私は初のステージマネージャー。

オーダー考えて印刷して

並びの練習のために練習場に雛壇の幅の模りをしたり。


歌そのものは、本番を楽しみにできるくらいには仕上がったかな。

何が起こるかわからないのが本番であり、うちの団だけど。


いい演奏ができるといいな。

今日も素敵な一日になりますように!




連休は実家に帰ってきま~す☆