海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙

『チーム・バチスタの栄光』の記事 も前に書きましたが。

海堂さんの医療ミステリー第2弾。


バチスタの巻より非現実要素が強いけれど

その分ミステリー以上のものがある、かな。


この人の本は、シリーズを通して出てくるキャラクターと

彼らが繰り広げるくだらない会話がとってもとっても面白い。

シリアスな話なのに一気に読めるのはそのせい。

一人で本を読んでいて、声をあげて笑えてしまいます。


『ナイチンゲール・・・』のメインキャラクターの女性と少年、

共感はできないけど、こういう関係も美しいのかしらと思えたり。

読むなら『バチスタ』を読んでからがお勧めです。