物語が好き。

童話が好き、小説が好き、映画が好き、ドラマが好き。

漫画も好き。

虚構の世界が好き。


果たしてそれはどこまでが虚構でどこからが現実なのかな。


子どもの頃は、もっともっと

現実と夢との境目が曖昧だった気がする。

曖昧な世界を漂って生きてきた。


今は違うのかな?

どうだろう。

「~たら」「~れば」を繰り返すような

大人特有の後悔に満ちた夢。

それは夢であって夢じゃない。

願望と夢想は「夢」という言葉で語られてしまうと同じだけど

全く違う。



虚構の世界に身を投じてみる。

単純で美しい夢想。

眠りに落ちる前のひと時のような、心地よい不安体さ。



もしこの世界を人に伝えられる形で出力できる人が小説家なら

なんて選ばれた人たちなんだろう。